少年事件
悩みがあっても克服した人たちも同じくらいたくさんいる
家族という単位で人生をみますと、人格形成に大きな影響を与える小学校、中学校のころは、両親の離婚、逝去、いじめ、勉強、部活のこと、自分の体のことがあるかもしれません。
しかし、意外とカウンセリングの場合は自分の内省に働きかけてくれるだけで、外に向けた働きかけはありません。
例えば、小学校や中学校や高校で教諭による嫌がらせで国家賠償に当事務所は取り組んでいますが、弁護士には守秘義務がありますから、複雑な人間関係がある学校や家庭の中より外に相談相手を求めるのも一つではないかと思います。特に、高校生のころになると自律性が強まってきますが、「小さな大人」といえるかもしれません。進路、友人関係、部活の先輩後輩、家族の問題で悩むということもあるでしょう。そのころというのは楽しくて仕方ないという人と、生きていく気力すら失ってしまう心情の人と大きく分かれているといえます。そういう中で、孤立化して不良化などを深める「小さな大人」たちもいるといえるかもしれません。
私たちの法律事務所は、多くの付添人経験からこうした少年法・刑法に関係する問題にも本気で取り組んでいます。