弁護士コラム

理念

Injuries and murder are same acts that reduce the human dignity

人を傷つける行為には注意が払われているのに、心を傷つける行為にさほど注意が払われていないのはなぜだろうか。

 

それは身体あっての心だからなのだろうか。

 

最近、保護命令を受けた男性の弁護をしている。それは精神的暴力に身体的暴力を織り交ぜたものであるが、相手方には、全く反省の気配はない。

 

人を殴ることと殺人は全く別々のことか、シュシュ(甥っ子)に聴いてみた。

 

「おじさん、それは生きることを妨げる方向にいかせるわけだから一緒だよ」と。

 

そう、人の存在、つまり人間の尊厳を減じる方向へと突然強制してしまうという意味の本質において、殺人と同類の行為なのである。ただ、暴力の程度が偶然にも殺人よりもやや弱かったという結果論をいっているにすぎないのではないか。

 

相手方の弁護士も生命に対する慈しみがなく近視眼的なパースペクティブでこちらを批判することがあり、私は彼を軽蔑している。

 

人の存在の価値を減じる方向の行為に正当化要素など通常の家庭生活であるわけがないね。

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